(有)二階堂商店

しもたや。

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コトノハ

さて、先日おっさんのPSPが壊れました。

下に置いてたあたしが悪いんですが、子供と戯れる嫁子が倒れこんだときに後頭部で液晶を割るという。
あれですな、大きなチャームのついたストラップはやめといた方がいいってことですな。
なぜマカライト鉱石などつけていたのかあたし……



先日から故あって界隈をゆっくり巡回する時間があったんですが、気になるワードを見つけてしまったのでなにやらもよもよとコメントしてみたり。



では以下。
おっさんのおっさんによるおっさんのための呟き。




さて、何事かと申しますとさいころじーの烏丸さんが触れていた「オリジナリティー」というもの。
これがどうもあたしの何かに引っかかったようでございまして。



世に数多あふれるこの時代において、真の意味での「オリジナリティー」を発揮できる人物というのは本当に数が限られているものなのだとあたしは思っているのですよ。
訳せば「独創性」となるこのワードですが、現在においてただ一人しか考え及ばないものなんてもうそうそう残されてはいないのではないか、と考えるものであります。
ことサブカルチャーと称される分野においては特にそうなんじゃないかと思うところでございますけれども、現実問題として「オリジナリティー」を発揮している人物は少なからず存在するわけです。

では、この場合の「オリジナリティー」とは何ぞや!

検索しt(ry
キーワードは「組み合わせの妙」「アイデア勝ち」「形にする勇気」

ぶっちゃけた話、思いつくような要素は大体どこかで使われてたりするんですよ。問題はそれをどう組み合わせるか、というところにあるわけです。
一番身近な「オリジナリティー」の人はののめパパンなんじゃないかと思っておるのですが、彼もまた最初は流用の人だったことをよく覚えております。
それがなぜ今「ぱぱん」なのか!そのキーワードが先にあげた3つなのです。

雪をテーマにするとして、思いつくもの……詳細にはあげませんがおそらくその殆どは誰かが既に手をつけたものでしょう。ここからは定かではありませんが、雪の結晶→六角形というのも連想ゲームとしては至極単純な回答です。
問題は組み合わせなのです。
彼はあえて他の要素を廃し……つまり無との組み合わせを選択し……六角形のみで構成された武装、という解を得たわけです。
雪+女の子をモチーフとした時、何か可愛らしいものを組み合わせるという発想は安易なものであると思いますが、あえて何も足さない、という「組み合わせの妙」に彼のオリジナリティーの一端があると考えます。


二つ目に関しては上で触れた部分と重なることもあるのですが、雪というモチーフをあらわすのにこれほど単純かつ如実なものが見当たらないのです。
これだけで構成できるというアイデアを得たこと、これは大きなブレイクスルーであったものだと考えます。


そして三つ目。
単純であるが故に形にすることは簡単ですが、単純であるが故にある種の思い切りのようなものは必要なのではないかと思うのです。
しかし形にしてしまえば、単純なアイデアの掛け合わせでどのようにも進化する可能性さえ内包させたわけです。
ありふれたように見えるものでさえ、匠の技を持たずとも、「オリジナリティー」を顕現するには十分である。

「オリジナル」「オリジナリティー」というワードには多様かつどうも高尚なイメージが付き纏うものですが、案外身の回りに平然と転がっているものがその片鱗を成したりできるものなのでしょう。
そう考えることができれば、恐れるようなものではないのかもしれません。



そしてもう一つ。
「現地妻」明日香ちんが口走っている「ネームバリュー」というワード。
私はこういう曖昧かつ人が飛びつきそうな概念が大好きです!



バリュー。
訳せば「価値」です。
名は体を現す、とも言いますし、名が持つ価値とはつまりその人そのものの価値である、と言い換えることもできましょうか。少々乱暴ではありますが。

もう少し踏み込んで言えば、おそらく彼が欲する「バリュー」とは本来ある人物がなした事業に対して与えられるある種の賞賛とも呼べるものではないかと考えます。

嫁子から、「事業」ではなく「事柄」が適切なのではないか、と指摘も受けましたが、ここではあえて「事業」としました。
名が価値を持てるというのはそれほどの大きな気持ちがなければおそらく成せないものだと考えるからです。
それは何故か!


本来こういった意味での「価値」というものは「後からついてくるもの」だからです。
「オリジナリティー」の解とも重なってきますが、独創的な表現のきっかけというものは往々にして外にあるものです。しかしその重要な「独創」は自身の内面にしかないものだからです。
内面にとことん向き合い、その顕現に時間と手間を惜しまない。そういう人物であれば自ずと技術を磨き、いずれ高みに至るはずです。
内面に至ることなく、外界の「雑音」に惑っている限り、価値はそこに留まりはしないものだと考えます。

外界は常に流転します。流れを読むことは重要なことですが、流れに乗ることと流されることは決定的に違うはずです。

方向を変えてみます。
うちの看板娘(いつの間にかこういう認識になってるようです)の甘子ですが、殆どの衣装は嫁子が作成していますし、アイリペしたのも嫁子です。
特殊な事例であることを承知であげますが、これを是としているのは我々の「オリジナリティー」がほぼ常に「二人で一人分」だからです。創作グループという考え方が一般的なものであるかはさておき、我々はそういうものであると私は認識しています。

内面にあるものを実現できる人物になら、依頼することも手段として間違いではありません。ただ、自分に出来ないことが出来る人がいる。ならその人に頼もう、というのはあまりにも安易で安直です。その行為を是とする限り、あなたが得るはずだった「価値」は他人の下へ向かうはずです。そう、依頼した相手の下へ、です。

「インスパイア」というものも同じものです。自分の「オリジナリティー」があって始めて成立する概念です。「オリジナリティー」なき「インスパイア」は単なる模倣であり模造であります。
あえて「オリジナリティー」といいましたが、この段階で非常に広範な意味を持つワードだと認識していただけるでしょうか。
イラストを立体化するのは「オリジナル」か否か、と問われれば私には明確な解を導くことが出来そうにありません。
一つ付け加えれば、「オリジナリティー」は模倣の中から磨かれるものでもあります。



「有名になること」と「ネームバリューを得ること」は近いようで決定的に違います。
あえて言います。
あなたは既に十分有名です。ですがバリューはまだ持っていません。
おこがましくももし我々がバリューを得ているとすれば、アイリペでも衣装でも、まして武装の作成でもなく、奈良でオフを取ったことだけだと考えています。
我々が何かを造ったりすることで「バリュー」を得られるのはまだまだ先のことだとも考えています。
技術という点では、嫁子のアイリペは一定以上にはあるのだろうと思いますし、PSPもどきなどは形にする勇気の一品だろうという自負は持っていますが、バリューには程遠いものでしょう。


「価値」は何もプラスだけではありません。マイナスの価値だってあるんです。


どちらを得るかは人物次第です。
名は体を現します。翻れば、体に名は付き従うのです。
作品は内面にのみあるものです。外界から得られるものでも、まして問うべきものでもありません。
だからこそ、価値は後に付き従うのです。



謎掛けのようになってしまいましたが、少なくとも私は期待しています。
十分な「バリュー」を得て、いつあるかわからない奈良オフ第X回に参加いただけることを。







こんなところか。
未来の自分が読み返したら恥ずかしさのあまり o=-- rz=3 ってな~れ!
↑おっさんは気に入ったようです。


以上、おっさんの呟きのコーナーでした。
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コメント

拝見させて頂きました…かなりじっくり時間をかけて…
かけすぎて嫁子さんが倒れたのが自分のせいなんじゃないかと錯覚しました(汗
お身体は大丈夫でしたでしょうか…?

多様かつ高尚なイメージ、まさにそうだったと思います。手の届かない遥か頭上で万色に煌めく星々のような。
指をくわえてただ見上げていた自分に、nikaidouさんは折り紙で作った星を贈って下さり、嫁子さんは自分の手元にも小さな星があったことを気付かせて下さって。曖昧粗雑な例えですみませんorz
そして他にも助言をくれた方や、更にこの記事の後押しで、ようやく一歩、踏み出せました。
立ち止まり見上げることしかしていなかった自分にとって、大きすぎる一歩です。
糸口が得られたとはいえ、まだまだ長く続くテーマとなりそうですが…内面とゆっくり向き合いつつ、進んでいこうと思います。このコトノハと3つのキーワードは、墓まで持って行かせて頂きますよ?
お二人のご厚意、とても嬉しかったです。ありがとうございました!

最後に…
>恥ずかしさのあまり o=-- rz=3 ってな~れ!
不覚にも「うぐふっ」って吹き出してしまいましたw ずるいや!
2009-11-28 Sat 04:01 | URL | 烏丸 賽 [ 編集 ]
どーも、噂の現地妻です。
一通りさらーっと見てる途中で自分まで話題に上がり凝視してしまいました。
そして恥ずかしさ倍増。ますますあの記事を黒歴史入りしたく・・・(ぁ

身近にヒントとなる人物もいますし、『価値というものは後からついてくるもの』という言葉に凄く納得しました。
自分のとこで公言したように今は焦らず、自分なりに考えつつ進めていこうと思います。

・・・でもやっぱり恥ずかしー!w(ぁ
2009-11-28 Sat 19:40 | URL | 明日香 [ 編集 ]
こんばんわ、何の変哲も無い六角形の人です。
何やら大きく取り上げられており、恐縮至極!(ぉ

まず、二階堂さんのおっしゃるとおり、私も本当に最初の頃は流用の人で御座いました。
大した流用じゃありませんでしたがね。
で、六角形武装は、これも二階堂さんのおっしゃるとおり、雪をモチーフにした武装を作りたかったからです。
雪=六角形。
正に安易な考えで御座いました。
採用した理由は他にもあり。
一つは、“個性”で、他に六角形を使っている人が見当たらなかった、というのが一つ。
もう一つが、“難易度の低さ”でした。
“匠”云々にも掛かってまいりますが、本来私自身の技術力は、素人に毛が生えた程度です。
模型は全くと言っていいほど作らない人でしたので、全てが初めてでしたとも。
……逆に、だからこそ六角形だけで武装を作る、という考えに到ったのやも知れません。
六角形というアイデアを得れたのは、幸いなことだったと思えます。
うん。
何がいいたいかというと。
全部、二階堂さんが言っているとおりだと言う事です(ぇ
……流石二階堂さん、俺以上に理解してらっしゃる……(ぁ

あと、私は恐らく、最も嫁子さん作のアイリペ神姫を保有している者だと思いますが……。
やはり、あくまでも“嫁子さんアイリペの”神姫であり、どうしても私の定義する“娘”とは違います。
まぁ、しいて言うなら合作みたいになる訳ですが。
うん。
……二階堂さんの言ってる事をなぞってるだけな気がしてきt(ry

何にせよ。
私も、自分がこんだけ認知されるようになるとは……。
成りたいとは思っていても、慣れるとは思っても居なかった訳で。
結局は、やり続けることなのかなぁと、いう所ですかね。
その内どんな形であれ、何か誇称もつくでしょうし。
……まぁ、恐れ多くもパパンと呼ばれるようになりましたがっ。
うん。
……精進しよう。

って、なげぇ!?
俺人様のコメント欄で、何一記事並の分量を……。
……正直スイマセンデシタ_(_ _)_

あと、最後に。
とりあえず、割れたのがPSPの画面だけならまだよかった……。
うん。
何が割れなくて良かったとかは言わない、あれすぎるから(ぁ
2009-11-28 Sat 21:57 | URL | 東雲 [ 編集 ]
>>烏丸 賽さま
>嫁子
倒れたというより転んだが正解なので何の問題もなくPSPを破壊してくれました。

>墓
その意気や良し!
しかし持っていくほどのもんでもないと思う。
出来上がったあなただけの「オリジナリティー」だけどうぞお持ちくださいませね。

>最後に…
こういうセンスはそっちのほうが間違いなく上じゃないか!


>>明日香さま
>黒歴史
積み上げた黒歴史がいずれ何かの役に立ちますぜ!多分……
真面目な話、失敗=黒歴史という認識ならいずれ役に立つはず。

>恥ずかしー!w
良い質の「恥ずかしさ」を感じていらっしゃることを期待しています。
「恥」の感覚は上手く扱えれば他と無い原動力となりますから。


>>ののめパパン
まっさかコメントもらえると思ってなかった件。

>理解
確か神戸のときにこういう事言ってたんじゃ……!
何となく思い出したんですが。

>私の定義する“娘”
その感覚が多分オリジナリティーの先にあるものなんでしょうなぁ。
あたしは未だに行き着かない感覚。

>割れなかったもの
ローカル的には既に中身が無いはずなので大丈夫でした。
2009-12-04 Fri 23:09 | URL | nikaidou [ 編集 ]

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